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歯周病による「サイトカイン」の上昇を出産の合図と誤解?

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歯周病による「サイトカイン」の上昇を出産の合図と誤解?

この研究は妊婦114人を対象にしたもので、歯茎の状態の悪い妊婦28人と、そうでない妊婦86人の出産の状態について比較している。これらの妊婦のうち、陣痛や子宮筋の収縮が出産予定より早く始まった切迫早産の人が42人いた。
結果的に、妊娠37週未満での早産となったのは21人であった。21人のうち、歯茎の状態が悪く早産だった人は13人で、歯茎の状態の悪い妊婦全体に占める割合は46.4%と、約半数にも上っていた。
一方、21人のうち歯茎の状態が悪くなかった早産妊婦は8人で、早産になる可能性は9.3%にとどまっていた。歯茎の状態の悪い妊婦は、早産を来す危険性がそうでない妊婦に比べ、約5倍も高かったのある。
海外のデータでも、歯周病が進んだ妊婦では早産および低体重児出産の危険性が7倍高まるといった報告や、歯周病が進んだ妊婦ほど早産の頻度が高かったという報告などがある。
なぜ、歯周病にかかっていると、早産になりやすいのか。その研究者は、体内の炎症反応に関与している生理活性物質の「サイトカイン」がカギを握っていると考えている。
歯周病菌に感染すると、体内の免疫をつかさどる細胞から、サイトカインが過剰に出され、歯の組織に炎症が起こることが知られている。しかし、最近、歯周病にかかっている人は、歯の組織だけではなく、血液中のサイトカイン濃度も上昇していることが明らかになってきた。彼らの研究でも、歯周病の妊婦は、そうでない妊婦に比べ、血中のサイトカインの濃度が5~6倍高いという結果が出ている。